非営利団体

リヨン日本人会

リヨン日本人会は2009年2月に、それまで20年間リヨンの日本人コミュニティの中心的役割を果たしてきた「日本人センター」が閉鎖されたのを機に、フランスの1901年法に基づくアソシエーション団体として設立されました。

ローヌ・アルプ、オーベルニュ地方在住の日系企業、邦人団体、及び個人の協力から成る日本人コミュニティを作り、さらに日本とフランスの相互理解  交流を盛んにすることを目的として活動を行っています。

日仏の相互交流を促進する為、年に数回会員間に 於ける交流と多くのフランス人向けに日本の文化の紹介をするイベントを行っています。また、年間を通じて会員間のクラブ活動を行っています

遠くの隣人 3.11

福島第一原発事故は2011年3月に発生し、現在もなお放射性物質の拡散が続く過酷事故の状況となっています。広範な地域において重大な健康被害を与えると 言われている環境汚染の中、日本政府によって決定された避難指示解除、帰還政策、そして精神的賠償や住宅提供停止措置は福島第一原発事故の被災者の状況を脅かしています。

遠くの隣人3.11とはフランスの1901年法に基づきすべての会員がボランティアである非営利団体(アソシエーション)です。国立科学研究センターに研究者として勤めていた杉田くるみが中心となり、設立されました。遠くの隣人3.11のウェブサイトとFBページ、講演会や上映会の企画、さらに紙芝居上演を通じ、フランスではあまり知られていない原発事故被災者状況についての情報提供をしています。経済的に困難な状況にある家庭を支援するため、寄付も募集しています。

日本にある福島原発事故被災者の支援団体、当事者団体と提携しています。会員としてのご寄付は日本の支援団体に送られます。その後、寄付は困難に直面する被災者の方々の支援資金になります。また子供たちが健康な生活を送れるようにサポートする団体にも送られます。